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北海道生活教育研究会 第38回冬の研究集会のご案内

http://kokucheese.com/event/index/355473/

アクティブラーニング・社会参画ということばが話題に上る教育界。

私たちは【教育内容の吟味】と【子どもの発達・成長】の側面から、これらの言葉が包含しようとする教育的意味を、全国規模で、研究者を交えながら長年追求してきた研究団体です。
また、発達支援者としての教育者としての在り方を、父母・教職員・地域住民という広い視点・立場から、実践を重ねてきました。
今回は、被災地で復興教育に取り組み、現在は小学校教員を定年退職し、NPO法人を立ち上げて、地域住民の一人として復興・復興教育に携わっている徳水博志さんをお迎えします。
また、長年栄養教諭として活躍し、現在はその育成に携わる黒河あおいさんにも、北海道の食や、食から見た子どもの現状などをお話しいただきます。みなさま、どうぞふるってご参加ください。

と き  2016年1月9日(土)・10日(日)
ところ  札幌市生涯学習総合センターちえりあ 2階大研修室
(北海道札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10)
主 催  北海道生活教育研究会
後 援  北海道教育委員会(申請中)
参加費  2日間2500円 1日参加1500円 学生1000円

★★記念講演  9日(土)10:00~12:00
  「地域復興と学校教育の新たな連携を目指して」徳水博志

元小学校教員・日本生活教育連盟全国委員・文芸教育研究協議会会員・一般社団法人雄勝花物語共同代表・雄勝環境教育センター代表・東北工業大学非常勤講師

2011年3月11日、東北地方を襲った地震と津波は、住民だけではなく、地域や学校そのものにも、大きな被害を与えました。
徳水さんは、「地域の再生なくして学校の再生なし」と考え、学校全体・地域全体で『復興教育』に取り組みます。
地域の漁業、特産品の雄勝硯を、地域の人たちから学び始める子ども達。そして被災し、心に深い傷を受けた子ども達のケアに、聞きあったり、表現したりする実践を絡めながら取り組んでいきます。
「子どもが未来を描くことで、恢復へとつながっていく」「雄勝の子どもたちには社会参加の学力が必要だ」。教職員集団でこの思いを共有しながら進めてきた雄勝小学校の教育実践から、私たちは『地域と学校』のありようについて学んでいきたいと考えています。

★★シンポジウム  1月9日(土)13:00~15:00
「地域に根ざした実践の展開と展望を探る」
パネリスト    徳水博志氏
山本民(稚内市立南小学校)
髙橋公平(石狩市立厚田小学校)
コーディネーター 前田 賢次(北海道教育大学札幌校)

私たち北海道生活教育研究会では、「地域参画・地域参加の学力とは何か?」について、ここ数年、実践発表やシンポジウムなどを通して議論を深めてきました。そこでは、「地域に根ざした実践」の広がりや、子どもに獲得させたい認識、子どもたちが社会に関わる可能性について、問題を共有してきました。今回は、徳水先生と北海道サークルのメンバーによるシンポジウムを通して、この課題について語り合い、どのような実践を創っていくかを探っていきたいと考えています。

★★実践講座  1月10日(日)13:00~14:4
「子どもの食の現状と課題 ~地域とからだを支える食の展望~」
黒河 あおい氏氏 (名寄市立大学栄養学科准教授)

黒河先生は、石狩管内で栄養教諭として活躍され、現在名寄市立大学の栄養学科で管理栄養士や栄養教諭を目指す学生さんに日々指導をされています。
食べ物は人間の体をつくる元となります。日々心身が成長している子どもたちには特に大切だということは、みなさんご存知の事と思います。また、食べ物を生産する農業や水産業は、北海道の基幹産業です。食べ物の事を考え学ぶことは、栄養・健康面だけではなく、農・水産業やそれと密接につながっている「地域」を学ぶことにもつながります。
食と栄養、地域を子ども達とどう考え・学んでいくのか、実践のヒントを黒河先生の講座から学んでいきたいと思います。

日程
【9日(土)】
9:00~ 受付
9:30~ 開会
10:00~ 記念講演 講師:徳水博志氏
12:00~ 昼食
13:00~ シンポジウム
15:15~ 実践報告①
16:30  1日目終了

【10日(日)】
9:15~ 実践報告②
10:15~ 実践報告③
11:15~ 実践報告④  (予定)
12:00~ 昼食
13:00~ 実践講座 講師:黒河あおい氏
15:00~ 閉会

実践報告レポート予定

☆中学校
「不登校対策を利用した居場所づくり」
相馬契太(NPO法人 訪問と居場所 漂流教室)
「相談支援パートナー」という地域ボランティアを活用した札幌市の不登校対策事業があります。主に別室登校の生徒が対象ですが、利用者のいない昼休みに相談室を一般生徒に開放してみました。どんな生徒が来てどんな様子で過ごしていったのか。第三者による校内の居場所づくりと、相談支援のあり方についての模索しながら進めた取り組みを報告します。

☆「子どもたちと創る体育の授業
–班対抗器械運動競技会の実践−」
沼倉 学(新冠町立朝日小学校)
スポーツの技術やルールをただ教えできるようにさせるのではなく、スポーツという文化に触れ、その文化がもつ「能力感」や「人間観」について考えることを通して、自分達の「ものの見方」や「生き方」について考えてみようと試みた実践です。実践そのものはまだまだ拙いものですが、ちょっと違った体育授業の方向として、参加者の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

☆5・6年 総合的な学習の時間
「地域にあるものを学びにつなげる」
髙橋 公平(石狩市立厚田小学校)
石狩市の北部、厚田での総合的な学習の実践です。子ども達のまわりに当たり前にある厚田という地域をどう取り上げ、学びにつなげていこうか考えてきた実践です。地域にできた風力発電の風車から学習をスタートしました。実践してきたことと、冬休み後の実践のまとめに向けての取り組みを発表します。

☆3年 学級づくり
「Rainbowな係活動 」  阪本 智(小樽市立稲穂小学校)
Rainbowは、「一人ひとりがかがやくクラス」を目指す阪本先生の学級のスローガンです。学級の文化である係活動を通して、子どもたちに自主性や創造性、協力して取り組む姿勢を身につけることを目指した実践です。子ども達のあたたかくてユニークなアイディアと活動の様子をお伝えします。

★この他にも実践レポート予定 随時情報を上げていきます。