| 『コンパニオンフラッグを作ろう」(1) 佐藤 広也
世界をつかむ 共に生きることを考える 「旗」から考える 「旗」をめぐっていろいろな議論がある。国によっては簡単に国旗などあげられないところもある。法律で決まったところや慣習法的に使用しているところなど様々。たかが「旗」されど「旗」だが、ここでちょっと手足を使っての世界を考える実践を提起してみる。 「コンパニオンフラッグ」ということばを知っている人はそう多くはないはずだ。インターネットで「companion flag」と、「世界」で試しに検索をしてみると、いくつも出てくる。 仲間旗とでも訳せるのだろうが、要するに「国旗」の下に、もう一枚、旗を作って両方セットで飾る。すると、自分の国を愛するようによその国も愛してます、という意味に変換できるのだそうな。いかなる宗教や政治とも関係ない運動ということだそうだ。 私は昨年アメリカに研究に出かけたのだが、帰ってからこの「コンパニオンフラッグ」のことを知り、早速ホームページをあけた。なるほどねえ、というだけにとどまっていたのだが、あるページで愕然とした。そこにあったのは、なんと!ついこの間食事をしに行ったシアトルのスペースニードルセンターではないか!その前に、その「コンパニオンフラッグ」がはためいている写真があったのだ。衝撃!そんなことも知らないでまあ、よく飲み食いしてきたわけだ、と大反省、悔やんでも悔やみきれない。 折しも、9/11のテロ後のアメリカで、「愛国心」も満ちあふれたアメリカというか、その象徴たる「合衆国国旗」があちこちに飾られていて、ある小学校では直立不動の「合衆国の誓い」を見てきたからそれはそれは複雑な思いであった。ちなみに、その「合衆国の誓い違法判決」が、一度は出たのに、2,3日後裁判所の決定で、その判決が「凍結になった」ということを知るに及んでまたまたどきんとしたものだ。 子どもの権利条約の批准・承認の国をあげていったら、そのころはアメリカとソマリアが2ヵ国だけまだなのだった。そしてその2国が戦いをしそうという、いわばばかげたニュースも入ってきた。その後、ソマリアでも子どもの権利条約はゴーサインが出されたから、とうとう世界では国連加盟国の内、アメリカだけが孤立することになったのだった。子どもの権利条約の授業を、アメリカの学校でしたのでよけいに頭からこの国の在り方に関連して旗が渦巻く状況になったのだろう。 |
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