『コンパニオンフラッグを作ろう」(3)
佐藤 広也
コンパニオンフラッグを作ろう!
おはなし
「コンパニオン」というのは日本語では「なかま」ということです。「フラッグ」というのは、「はた」のことです。ですから、「コンパニオンフラッグ」というと、「なかまのはた」ということになります。
では、いったい、どことどこがなかまなのでしょうか。
このちきゅうのうえにいるものすべてが「なかま」
20世紀というのは、1901年から2000年までの100年間でした。この20世紀は、「戦争の世紀」といわれ、ありとあらゆる、武器ができました。戦車や戦闘機、ミサイルに細菌兵器、化学兵器、原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾といろいろな人殺しの武器ができました。
世界の国が戦争をしはじめ、1945年には、15年も日本が続けた戦争も終わりました。そのあと、日本は、世界のどこの国とも戦争をしていません。珍しい国の一つになりました。
その後、世界は、あちこちで国の中でも、国と国同士でも戦争をしています。
話し合いで解決できればいいのにと思いますね。
この、「コンパニオンフラッグ」はアメリカのシアトルというところの、スコットさんが考えた旗です。
世界の国々の人が、「自分の国を愛するようにほかの国も愛します」という気持をもってほしいという願いから、自分の国のはたのしたに、もういちまいの旗をつけます。2枚で一組ですね。
作り方はとても簡単、日本の旗なら、そこにある一色、赤を、もう一枚のはたの上にすーっと色をぬるのです。たくさんのコンパニオンフラッグを作ってみましょう。すると、「なかま」の意味が見えてきますよ。
世界の国々には、ほうりつできめた「国旗」(こっき)がある国、むかしからみんなが使っている旗を国のめじるしにしている国もあります。日本では最近になって、法律で決めています。
少し「旗」を探偵する前に考えてみましょう
- 「国」とはなんでしょう。これがあれば「国」だと思うことをかいてごらんなさい。
- 世界にはいくつ「国」があるのでしょうか。
- 国と国の間には、国境(こっきょう)という、境目(さかいめ)があります。
- 日本地図を見て、日本には国境はあるのか探偵してみましょう。@国境の、地図の記号があったら書いてみましょう。その色もそ のまま書いてみましょう。
A日本の地図で国境を探してみましょう。上からなぞってみましょ う。
B気がついたことがあったら書いてください。
- たくさんの旗があります。
@ぱっとみて、気がついたことを書いてください。いろとか、もようとか、形とか。
A動物の入っているはたの上に「ど」と書きましょう。
B植物の入っているはたの上に「し」と書きましょう。
C+×などが入っているはたに、+と書きましょう。
D文字が入っているはたに、「も」と書きましょう。
E月が入っているはたに、「月」と書いておきましょう。
F☆がはいっているはたに、「☆」と書いておきましょう。
- こんな探偵もしてみましょう
1)コンパニオンフラッグのホームページにつなげてみましょう。
いろいろな国のコンパニオンフラッグがのっているページがあります。日本からは札幌の小学校の教室のコンパニオンフラッグの写真がのせられています。
2)つまようじを柱にして、ミニコンパニオンフラッグを作りましょう。セロテープで、旗を2枚つけます。
3)ペットボトルのふたにはりつけるか、すとろーを切ってさしていいですね。うらには、国名と首都、そのほか情報を書いてもいいですね。分担してみんなで作ってもいいですね。
4)国だけでなく、地域や、民族の旗というのもあります。例えば、「ヨーロッパ連合」の旗です。これには、函館のソーセージのお店をしていた「レイモンさん」が考案したものがもとになっているといいます。
「アイヌ民族旗」というのは、有名な彫刻家、砂沢ビッキさんが考案しています。
みなさんならどんな旗を作るでしょうか。
5)それぞれの国には、旗をめぐって、いろいろな意見の対立もあります。1945年の戦争のあと、旗を変えた、ドイツやイタリアがありますね。アフガニスタンも、新しい政府ができて「旗」は変わりました。
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